1級整備士の資格があるなら転職方法はこれが王道

就業方法

専門学校や大学、短大などで学び、国家資格に合格した整備士の就業方法は、教育機関が提携している企業への就職が、一番の王道とも言うべき就業方法です。自動車整備士においては、専門学校も多く、専門学校の中には、自動車工場や自動車ブランドが整備士育成の為の学校を開校している場合もあり、卒業した後、そのまま関連の企業や工場へ就職することが保証されている学校もあります。

 

その代表とも言うべき学校は、トヨタが開校しているトヨタ自動車大学校という専門学校です。東京、名古屋、神戸に開校しています。2年間の教育となっている自動車整備科と4年間の教育となる高度自動車科があります。卒業すると、トヨタの関連企業やディーラーなどへの就職ができ、更に技術を磨きながら昇進を目指すことも出来ますし、そのスキルを持って他社に転職することも出来ます。何より、トヨタというブランド名が付いていることや、確かな技術を持っているという信頼があるので、転職するのにも有利となります。

 

民間資格においては、こういった専門学校などの教育機関ではなく、協会が独自に作った講座での学習となるため、就業を斡旋してくれることは少ないと言えます。就業方法としては、希望する企業に、資格をアピールして内定を取ることと言えるでしょう。また、協会が運営する講座の講師として雇ってもらうということもあります。しかし、認定資格のため、資格自体を知っていることが保証されておらず、スキル自体をアピールする方法しかないということです。